モーションキャプチャー

モーション撮影

特殊なスーツを着たアクター(演者)の全身に、小さな球状のマーカーを数十個取り付けます。
アクターが撮影エリア内で演技をすると、マーカーの動きがデータとしてシステムに取り込まれます。

モーションキャプチャーのシステムには、機械式や光学式、磁気式、ビデオ式など様々な方式がありますが、ポネ・カンパニーで設置しているキャプチャーシステムは、光学式のVICON 8i。映画・ゲーム制作では最も実績のあるシステムです。

右の写真はモーションカメラ。この特殊なカメラを撮影エリアの周囲に設置し、モーション撮影を行います。 撮影時のシャッタースピードは秒間120~250フレームと超高速で、素早い動きもロスすることなく、綺麗に取り込む事ができます。

モーションキャプチャーの流れ

ポスト処理

キャプチャーしたばかりのモーションデータは、マーカーの位置情報が蓄積されただけのデータです。
このままでは作成したモデルデータに割り当てる事ができません。
そこで、モーション処理専用のソフトMotionBuilderを使い、マーカーの情報と取り込まれたモーションデータをキャラクターに割り当てます。
その際に、撮影時に混入したノイズや、アクターとキャラクターの体格差で生じる不整合の調整をおこないます。
このような作業(ポスト処理)を経て、撮影されたデータは、さまざまな用途で利用可能なモーションデータに加工されていきます。
ポネ・カンパニーでは経験豊富なモーションエンジニアがデータのポスト処理を担当しておりますので、質の高いモーションデータをご提供することが可能です。

撮影コーディネート

お客様ごとに専任のスタッフがプロジェクト開始から完了まで担当させていただきます。
また、モーションキャプチャーのトータルコーディネートも行っており、ホテルの予約からアクター手配、データ納品まで、ポネ・カンパニーに管理・運営をお任せください。
プロジェクトの企画段階から、モーションキャプチャーに適したモデルデータのアドバイス等、作品の質を高めるためのお手伝いをさせていただきます。